リビドー・ガールズ

 自分が書いた本の発売日を人の日記で知るのはもはや習慣のようなものではあるのですが、私もちょびっとだけ原稿を書かせていただいた「リビドー・ガールズ」が本日3/3発売だそうです。「この世に残された最後の楽園はボーイズラブだぜ、ベイベー」というタイトルで文章を書いています。よろしくお願いいたします。

 ちなみに発売日はもちろん編集者さんにお知らせいただいているわけですが、大抵私が失念していてほかの方の日記で思い出すということですよ。

 それが自分の仕事だとはわかっておりますが、同じこと(つまり女の子とBLについて、「ホモが嫌いな女子はいません!(C)げんしけん」なことについて)ばかりを書いたり話したりしているので、切り口をかえてみようと文章を書いてみたらやや斜め上にいってしまったかんじでしょうか。なんか違う切り口をちゃんと自分で見つけないといけないなあ。BLをしらない人に向けて書く文章は難しいですね。というかこの本のコンセプトにあの文章は正しかったのかと、ユリイカの足穂のとき以上に思っています。うーん。まあ書きあがったものにぐだぐだと言い訳を並べるのはみっともないのでやめましょう。

 BLを知らない人に向けて教えるという意味で、もしかすると杉浦由美子さんはすごかったんではないかとちょっと尊敬したりしなかったりする日々です。いや書いていることを認めるわけではありませんが。そもそも趣味とライフスタイルを結びつけるのはちょっと違うんではなかろうか。オタクというライフスタイルもあるかもしれないけれど、すこしずれている気がする。まあそんな話はさておきあと執筆途中で編集者さんとうまく連絡がとれなくなっていたのは反省することしきりです。

 ついでにいうと発売日の件は吉田アミさんの日記で発売日を知ったのですが、雨宮まみさんとの愛の交歓の最中に水をさすのもどうなのかなあと思いながら、アミさんの日記と雨宮さんの日記はどちらもおもしろくて、なんだかちょっぴり反省したりしたのですが、そもそもblogのコンセプトというか初心はまったく異なるところにあるので、そういう意味では初心を忘れてこんな文章を書くのはよくないことだと思います!