TANTI AUGURI!

 中学高校時代の友人の結婚披露パーティにお出かけしてきました。彼女はもう5年イタリアに暮らしていて、当然のごとくお相手は陽気なイタリア人男性でした。陽気なイタリア人、と書くとまるで「陽気な」が「イタリア人」の枕詞のようですが、本当に陽気なイタリア人で、楽しい方のようでした。お相手が海外の方ときたら、やっぱり和服を着なければならないと、がんばって着付けて行きましたよー。読みどおり、新郎とそのファミリーに大変好評でした。なぜか海外からの友人の記念写真に入れられましたよ。
 ちなみにイタリアでの結婚式の際、彼女は赤い振袖を着てオープンカーに乗り、市役所まで行ったそうなんですが、振袖の花嫁は街中の注目でちょっとしたパレードのようだったとか。それもまた素敵だなー。車には「JUST MARRIED」の張り紙と、数珠つながりの空き缶がつけてあったそうな。そのうえケーキカットは和包丁だったとか! 生で見てみたかった!
 でも彼女いわく、国際結婚にはさまざまな障害があって、本当に本当に大変だったそう。でも幸せそうでよかった。そしてキレイだった。当日たったひとつ覚えたイタリア語はTANTI AUGURIというもの。結婚おめでとう、って意味なんだけど、ちゃんと言えたかしら。
 そしてイタリアに遊びに行く決心を固めた私なのでした。